5月23日 --双子の都市、St. PaulとMinneapolis--


St. Paulは車で約一時間の距離だった。私は8:30にモーテルを出て、Minnesota州の 境を越えた。州の看板はなかなかよかった。St. Paulに入ると、私はウォーター フロントへ行った。しかし、公園もなければ駐車場もなかった。私が目にしたのは 土手に木が生えた薄汚い川だけだった。そう、これが私が3週間前にSt. Louis で見たMississippi川だ。この川の長さ、川がカバーする平野の面積を考えると greatと言わずにいられなかった。しかし、悔やまれるのは汚染だ。St. Louisで 私は上流はもっと澄んだ水に違いないと期待した。しかし、St. Paulでも水は まだ茶色かった。

私はSaint Paulの大聖堂に行った。これはアメリカで最も大きな大聖堂の一つだ そうだ。それはダウンタウンを見下ろす美しい丘の上に建っていた。非常に大きく 美しかった。私は中に入り、教会に独特のひんやりした空気を感じだ。陽光が ステンドグラス越しに差し、広いホールをぼんやりと照らしていた。私はクリスチャン では無いのだが、ベンチに座ると何となく気が落ち着いた。少し気を落ち着けたあと 再び日の光の下に出た。半マイルほど先に州都があった。私は前まで行き写真を 撮った。

私はUniversity Avenueを通りMinneapolisへ入った。途中でベトナム料理のレストラン があった。私は中へ入りライスヌードルと春巻きを食べた。その後St. Anthony滝へ 行った。滝の高さは低いのだが、これはMississippi川で唯一の滝といえる滝だそうだ。 この滝は大昔St. Paulにあったのだが、地盤を浸食しつつ上流に移動し今の位置に 来たそうだ。人々はこの滝で製粉をし、その後発電をした。そのため、彼らは 人工の滝を作り、滝の移動を止めた。今ではその発電所も閉鎖されている。滝には 船の航行のための水門がある。私が見学ルームに行くと、一人の男が近づいてきた。 彼は私に話しかけてきて、何か聞きたいことがないか尋ねた。この男はこの水門で 働いている人だった。私はいくつか質問をした。すると、彼は親切にも私を立入禁止の 水門施設の中に入れてくれた。彼のおかげで私は水門の構造をくまなく見る ことができた。私は彼に水門の上で立っている写真を撮ってもらった。

Minneapolisと言えばPrinceである。そう偉大なミュージシャンだ。私はPrinceゆかりの 場所に行きたかった。日本語のガイドブックを元に、まず"First Avenue & 7th St. Entry"というライブハウスへ行った。ここは映画"Purple rain"で登場した 場所だ。昼間だったのでもちろんライブハウスは閉まっていた。その後私はPrinceの 店に行くことにした。しかし、街の地図を持っていなかった私は道に迷い、その 場所に行くのに2時間近くもかかってしまった。その上その店は1995年に閉鎖されて いたのだ。仕方がないから私はインターステート35W号に入った。

I-35W号はI-35E号と合流しI-35号になった。私はColorado州Flaglerに向けて南下した。 そう、私はJeepを引き取りに行くのだ。私はI-80号を西に行くつもりだったが、I-90号 のインターセクションにさしかかったとき気が変わった。どうしてもSouth Dakotaの 広大な地を走りたかったのだ。I-90号はI-80号より北を走っている。ご存じかも知 れないが、インターステートハイウエーシステムでは東西のハイウエーに二桁までの 偶数をつけ、南北のハイウエーに二桁までの奇数をつけている。 I-4号は最も南のハイウエーで I-94号は最も北のハイウエーとなる。同様にI-5号は最も西のハイウエーで、I-95号は 最も東のハイウエーである。I-90号は広大な原野を走っていた。私は美しい地平線を 見た。虫が多いのが玉に瑕だった。それはまるで雨のようにフロントグラスに当たって 来た。そしてそれはワイパーとウォッシャーではとれなかった。そしてなんと 鳥までもフロントグラスに当たってきた。私はSouth Dakotaの境を越え、そこから 西に約100マイル行ったMitchellと言う町のモーテルにチェックインした。

South Dakota州の看板

Minnesota州の看板

St. Paulの大聖堂

St. Anthony滝

水門の上にて

夕焼けの美しい地平線

フロントグラスにこびりついた虫


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