4月27日 --Colorado川に沿ってRocky Mountainへ--


今朝もまたあわただしかった。昨晩、Aspenスキー場もVailスキー場も閉まっている ことに気づいた。私はまだ開いているスキー場を探し、Aspenから50マイルほど 先に行ったところにあるのを見つけた。ということで、今日はArchesを観光したあと で、50マイルも余計に走らなくてはいけないのだ。私はパークの一番奥にある Delicate Archまでのトレッキングをあきらめざるを得なかった。私はWindows Section にある短いトレッキングコースを選んだ。私はコース入り口まで車で行き、 そこから歩き始めた。 すぐにアーチが現れた。これでやっとArchesに居るという実感がわいた。 もしArchesにアーチが無ければ、Monument Valleyとあまり違いがないだろう。 Windows Sectionは時間のない人にはもってこいの場所だった。 ここでSouth Window、North Window、Turrent Arch、Double Archという 4つのアーチを見ることができる。最初、私はTurretアーチとWindowsを 目指してトレイルを歩いた。どれもとても大きくて、近づきすぎると 全景を写真に収めることができなくなった。

その後、私はDouble Archに続くトレイルを歩いた。このアーチはpothole型のアーチ と呼ばれ、形成の初期過程は縦穴であるそうだ。非常に繊細な構造である。 私はどんどんと近づいて行き、アーチの下まで行った。アーチの中から外を見ると 天井のない洞穴のような感じであった。私は急な岩を2つめのアーチの下まで 登っていった。頂上からふと見ると、 斜面の裏側は急な崖になっていた。そして登ってきた 方を振り返ると、こちらも少し急であることに気づいた。私はゆっくりと 気をつけながら来た道を戻った。1つめのアーチの陰に戻って、少し休憩をした。 すると、小さな女の子がお母さんと一緒に来た。彼らも私が登った岩を同じように 登り始めた。彼らが頂上にさしかかったとき、私は、「裏側は崖だから気をつけてね」 と言った。女の子はぴたっと止まり、お母さんは、「ふー」とため息をついた。 誰かが下で彼らの写真を撮ろうと待っていたようだった。儀式が終わると彼らは 岩を降り始めた。彼らも同じように、下りが急であることに気づいた様であった。 「助けましょうか?」と私が聞くと、「う〜ん、まだ大丈夫だとおもう」と お母さんが答えた。実際、岩はとても急だったので、彼らは四つん這いになって 降り始めた。お母さんがまず一歩下に降り、お母さんの腹の下に女の子が 入り込んだ。ここで彼らは動けなくなった。私は岩を登って女の子を助け出した。 お母さんが下に降り、女の子を抱きかかえた。こうして、彼らも地面に無事戻った。 私は女の子の年を聞き、4才だと知った。急に娘が恋しくなり、 いつか娘と一緒にまたここに来たいと思った。

私はアーチを堪能したので、次に移ることにした。時計を見て、まだ Canyon Landナショナルパークに寄る時間があることを確認した。Canyon Landは Archesナショナルパークのすぐ近くにある。私は大急ぎでCanyon Landナショナルパーク の入り口まで車を走らせた。パークの地図をもらうと、パークの一番奥にある Grand View Point Overlookというところに向かって走った。あまりに気が せいていたので、道が永遠に続いているような錯覚に陥った。Canyon Land ナショナルパークはGreen川とColorado川の合流点に位置する。ビジターセンターで この2の川が合流して緑色の水と赤色の水が混ざって茶色になる写真の絵はがきを 見たので、ぜひこれを見たいと思っていた。が、Grand View Point Overlookから は無理だった。私はオランダから来ている女性と話し、Confluenceという合流 地点には一日がかりのトレッキングが必要だと知った。私はGreen川を見るために 違う道に入った。幸いGreen川の写真は撮ることができた。 Moabに戻ったのは14:30だった。給油を済ませ、昼食のパンを買った。

Canyon Landナショナルパークもそうなのだが、Byway-128号も友人の薦めで知ったの だった。この道はColorado川に沿って走っている。私は川のほとりの大きな岩陰で 食事をとった。そして、また走り始めた。私は地面の色が赤色から緑に包まれた 黄土色に変わったのに気づいた。そして、一面緑色になったあたりで、川はとても 穏やかに見えた。インターステート70号まで走り、インターで東に向かってアクセルを 踏んだ。I-70号も美しい風景だった。この道もColorado川に沿って走っていたが、全く 異なる景色だった。川は緑の大地を穏やかに流れていた。ちょっと行くとまた渓谷に なってきた。Glenwood Canyonだ。Colorado川、I-70号、鉄道が黒っぽい岩の 狭い谷間に挟まれて流れていた。Glenwood Canyonを過ぎると、目の前に雪を頂いた 峰が見えた。私はDillonという町に着き、明日のスキーに備えた。

South Window (左側)とNorth Window (右側)

Turret Arch

Double Arch

Green RiverとStillwater Canyon

Colorado川に沿ってI-70を走る

Glenwood Canyonに全てがパックされている


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