4月17日 --Grand Canyonを歩いて降りる--


今日はこの旅行の最大の難関だろう。私は6:00に起きる予定だったが、起きたのは6:30 だった。というのも、昨晩コインランドリーを誰かが長時間占拠し、 洗濯をするのに遅くまで順番を待っていたからだ。私はWilliamsのモーテルを7:15に 出た。途中、ガソリンスタンドに寄った。ところがここで、なぜだかわからないが、 ガソリンスタンドのおじさんが出てきて、私の車は板バネを足さないといけないと 言ってきた。かれは、車軸がシャーシに当たっていると言い、私にその箇所を見せた。 私は急いでいたのだが、彼があまりに強く勧めるので、彼が板バネを取り付けるのに 必要な15分間を待つことにした。これがこの先、車の調子をよくするのに 役立てばいいのだが。。。

私はBackcountryオフィスの駐車場に着いた。私は靴ひもを縛り直して、South Kaibab Trailの降り口に行くシャトルバスに乗った。私は友人の薦めに従って、このコースを 降りる事にした。この道はもう一つの道、Bright Angel Trailよりも急である。 その上、Bright Angel Trailには途中の休憩所に水があるが、South Kaibab Trailには ない。だから、下りにSouth Kaibab Trailを使い、登りにBright Angel Trailを使う のが良いのである。

私は9:15頃に歩き始めた。キャニオンの上はすでに暑く、スキーウェアーは荷物でしか なかった。でも、天気予報は明日雨か雪であると言っていたので、必要だと判断した。 下りはそれほどしんどくない。子供の頃、山を登るときには登りに30%の力を使い、 下りに70%をおいておくようにと教えられたものだが、これは私には当てはまらないよう な気がする。足の踏み場にさえ気をつけていれば、滑ることはない。これはちょうど スキーと同じで、重心を足のどこにとるかさえ気にしていればいいのだ。 道はやがて赤色になった。キャニオンの2層目の色だ。私はすぐに最初の休憩所に 着いた。もうお腹が少しすいたので、クラッカーを食べた。

私は暑さだけが問題だと思っていた。しかしもう一つ問題があった。砂っぽい風で ある。私はコンタクトをしていて、目に砂が入ると死ぬほど痛い。 一度、右目のレンズがずれて、片目の視力を失った。 私は右目のずれを直すことのできる岩陰を見つけるまで 左目の視力だけでキャニオンを下った。また、私は大変などじをこいだ。カメラを 道に落としてしまったのだ。カメラは赤い砂まみれになり、ファインダーの中にまで 砂が入ってしまった。このせいでビューファインダーはピントが合わなくなった。 ただ、ラッキーなことにメインのレンズはちゃんと動いているようだった。 本当に暑さと砂埃との戦いだった。赤い層は非常に厚く、次の層にたどり着くまで 非常に長かった。

ほぼ中間点に到達したときには私はへとへとだった。 私はどうやって歩いて、何を見て、何を考えていたのか覚えていないが、眼下に 吊り橋があるのに気づいた。Colorado川は緑色でこの色が大きな励みになった。 ついに私は吊り橋の片側に到達した。吊り橋のすぐ手前には、トンネルがあった。 私はトンネルをくぐり、川を渡った。これだ!これがGrand Canyonのができた 原因の川だ。Bright Angelキャンプ場に着いたのは13:30頃だった。 キャニオンを下るのに4時間15分かかった。

テントを張るのに、私はすばらしい木陰のある場所を選んだ。 私は15分間ほど動けなかった。そして、私は 昼寝をするためにテントを張ろうと決めた。テントは簡単に張れ、私は 昼寝を始めた。一時間後、私は日差しに起こされた。陰が動いてしまったので、私は テントを木陰に移動することにした。私は16:30頃に起き、Colorado川のほとりに 歩いていった。水をさわった。少し冷たかった。テントに戻って夕食の準備をした。 私はインスタントラーメンとインスタントのおかゆと魚の缶詰とグレープフルーツを 食べた。お腹がすいていたので、全てすばらしい味だった。19:00には寝た。夜中、 何回か目が覚めた。最初は21:30頃で、風の音で目が覚めた。その次は0:45頃、 トイレに行きたくなり、目が覚めた。私はテントを出て、月がきれいなのに気づいた。 ほとんど満月だった。夜中にも目が覚めた。4:00頃には雨音で目が覚めた。 天気予報は正しかった。やっぱり雨が降った。起きるまで1時間、出発まで2時間しか ないのに。

South Kaibab Trailの入り口

途中の道で

途中の細い箇所

眼下に吊り橋が!

とうとう吊り橋に着いた!

私のテント


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